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講義の紹介

  • 日本経済論
    日本経済論では、日本経済の歴史や制度を学びます。日本は戦後、終身雇用に代表される日本型雇用や、系列・メインバンク制などの企業集団のもと、独自の強い発展を遂げました。しかし、失われた20年や国際化・少子高齢化の影響を受け、日本的な独自の社会システムは現在、再考されています。
  • 経済発展論
    過去数十年の間に、世界の中で、極貧状態に喘ぐ人々の割合は減少してきました。他方で、想像を絶するほどの厳しい状況に置かれている人々も、いまなお大勢います。では、貧困から脱却できる人々と取り残されてしまう人々では、どのような違いがあるのでしょうか?また、国レベルの格差はどのような原因で生じるのでしょうか?経済発展や貧困削減に関する、様々なアイデアを学んでいきます。
  • 国際金融論
    世界はどう繋がっているのでしょうか。各国同士の結びつきを考える上で、重要になってくるのが、貿易であり、国際金融です。さらには、輸出や輸入、資産の相対価格を決める為替レートです。また政府や中央銀行の経済政策は、為替や経常収支の変化を通じて、どのように他国に波及してゆくのでしょうか。「グローバリゼーション」に内実を与えるための、知的な道具を学びます。
  • ゲーム理論
    サッカーのペナルティーキックのように、ゲームの勝敗は自分が何をするかだけではなく、相手が何をするかにも影響されます。こうした状況は戦略的相互依存と呼ばれ、オークションや企業間の競争、さらには国家間の紛争など、経済学だけでなく社会科学全般に関わる多くの社会現象に見られる状況です。ゲーム理論では、戦略的相互依存の状況におかれた人々の戦略的意思決定を理解する方法を学びます。
  • 国際経済史
    現在、国際経済は様々な側面でグローバル化が進んでいます。その現状を把握し、さらに将来の展望を予測するには、これまでの国際経済を形作ってきた歴史を学ぶことが重要です。長い歴史の中で、なぜ特定の国が急速な経済成長に成功し、なぜ他の国は発展が遅れ先進国と途上国の間に大きな格差が存在してきたのか。このような未だ答えの出ていない大きな問いに対する様々な「仮説」を、歴史的なデータに基づいて学びます。
  • 産業組織論
    価格-費用マージンの大きさや技術革新のスピードなど、産業のパフォーマンスの良し悪しはどのような要因で決定されているのでしょう。産業組織論では市場成果の決定要因を、市場の構造・企業の行動・政府の政策の影響など、主として供給サイドから分析します。現実の産業を対象に、企業の戦略や政府の政策の効果を経済学の道具を用いて分析するエキサイティングな分野です。
  • 計量ファイナンス
    もし株に投資をしようとするとき、みなさんなら、どのように投資銘柄を決めるでしょうか。多くの人は、最初に過去の株価や公表された財務情報などの公開データを集め、その後、将来収益が上がり、リスクが低いのはどの銘柄かを検討するという手順をとるでしょう。この過去の数値データを使用して、将来の収益とリスクの指標を算出し比較する分析手法を学びます。