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経済学科の学び・魅力

  • 世界は時々刻々と変化しています。またグローバル化といった言葉を耳にしない日もありません。そうした変化のなかで、金融や財政の問題、国際貿易や経済発展のあり方、様々な都市問題、医療・労働政策、格差の発生、さらには環境問題といった、経済に関係する様々な課題が生まれ続けています。
  • 「経済学」とは
    このような複雑な問題を抱える現代社会で、出来る限り多くの人が幸せになる社会をどのように構築できるでしょうか。「ヒト・モノ・カネ」といった限られた資源を用いて、どのようにすればより良い社会を実現できるのか、経済学はこのクエスチョンに挑む学問です。この答えを探るためには、複雑な問題がどのようなメカニズムで生じるのか解き明かし、問題を解消する適切な処方箋として制度・政策を設計する必要があります。また、そうしたメカニズムの解明と処方箋としての制度・政策の設計は、説得力のある説明を与えなければ誰も聞く耳を持ってくれないでしょう。経済学は、様々な経済問題に対して、発生メカニズムの解明と対策の設計に「科学的に」取り組み、それと同時に、人々の幸せとは何か、望ましい社会とは何かという哲学的・倫理的な問いにも同時に目を向ける、知的好奇心をどこまでも刺激するエキサイティングな社会科学なのです。
  • 「経済学」を学ぶことの魅力
    「経済学」はミクロ経済学、マクロ経済学を柱に、開発経済学、国際貿易論、環境経済学、厚生経済学など、様々な分野へと枝分かれしています。数学を用いた理論モデルや、実証データを駆使する経済学の分析手法は、論理的直観や、物事の本質を見極める目を養うことに資するでしょう。また、望ましい社会のあり方について自分なりの価値判断を養うことは、社会の未来を担うみなさんに必要なことでしょう。経済学を学ぶことで、こうした立派な社会人たるにふさわしい智の力をみなさんに養ってほしいと思います。また上智大学経済学部では、経済学英語特修プログラムで、英語で経済学を学ぶことができます。このプログラムの修了学生は、海外留学や就職活動のみならず、卒業後の国際的なキャリア形成に有益なトレーニングを受けた実績を有することになります。