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経営学専攻修了生メッセージ

株式会社アイレップ
東田 陽介
2013年3月
上智大学大学院経済学研究科
経営学専攻修了
大学院生時代、特に印象に残っている授業とご自身の研究について
大学院での講義は、学生が主体的に参加してはじめて成立するものだと思います。特にケーススタディ形式の講義が印象に残っています。最新のマーケティングトピックを論理的に説明・咀嚼していく中で、理論そのものも厚みをもって学ぶことが出来ました。

修士研究では、企業による能動的な苦情対応が消費者の信頼に及ぼす影響について、計量分析などを駆使しながら実証研究に取り組みました。新しい知見を生み出すことの難しさと共にやりがいや面白さを経験できたことは何よりの宝だと思っています。
大学院で学んだことがどのように仕事に生かされていますか?
大学院修了後、広告代理店に就職しました。主な業務は、デジタルマーケティングの検索連動型広告を初めとした運用型広告の戦略立案を行い、クライアント企業のマーケティング活動を成功に導くことです。ベストソリューションを提供するために、経済や市場全体の動向、需要要因、消費者の購買パターンやそのプロセスに関する学術的な知識は役立っています。また、クライアントと毎日のように話し合う過程で真の課題を浮き彫りにし、結果に繋げていく粘りとコミット力は、大学院での研究の日々で培われたものだと思っています。
学生へのメッセージ
大学での勉強はインプットが主目的であることに対し、大学院では新しい価値の創造を意識して研究に臨んでいました。研究に打ち込んだと自信を持って言えるこの二年間は今でも強い自信と誇りに繋がっています。ティーチングアシスタントや、同期や後輩と頻繁に行っていた勉強会でのレクチャーなどを通じ、多角的な視点による分析力がついたと感じているので、ぜひ能動的に周囲の人を巻き込んで活動してみてほしいです。限られた時間で納得のいく成果を上げるには時に苦しみを伴いますが、アウトプットを意識した研究への姿勢は必ず今後の糧になると思います!